栄養まるごと食べて
身体と心を元気にする
子ども達の栄養不足問題や、日本が抱える食品ロス等の社会問題を解決するため
野菜をまるごと活用する方法 ( レシピ等の展開 ) 及び食育に関する情報 ( 知識 )
の普及を学校給食や自治体を通じて、日本国民の質の高い健全な食育の促進に貢献し、
子供達から日本全体の健康増進及び幸福度の上昇に寄与するプロジェクトです。
- 社名
- 一般社団法人 栄養まるごと推進委員会
- 代表者
- 理事長 / 濱 裕宣
- 設立日
- 2023年3月16日
- 所在地
- 〒105-0013 東京都港区浜松町2丁目2番15号 浜松町ダイヤビル2F
- 事業概要
-
- 身体と心の健康知識の向上に関する情報の提供及び発信
- 食材の栄養を余すことなく活用したレシピ等の開発、提供及び発信
- 学校給食における食育に関する知識、情報の提供及び安全な学校給食用食品の提案並びに産官学連携
- 栄養失調や食品ロス問題等を解決するための食育カリキュラムの研究、開発及び実施
- 食品、農業、林業、水産業及びこれらに関するサービスの基準の策定
- 食品、農業、林業、水産業及びこれらに関するサービスの認証制度の創設及び資格の認定
- お問い合わせ
- secretariat@marugoto.life / 03-6459-0158
理事

理事長
濱 裕宣
東京慈恵会医科大学附属病院 栄養部 部長
現代の子ども達の多くは炭水化物や糖質の過剰摂取により慢性的な栄養不足に陥っているといわれています。一方で、普段私たちは多くの食品ロスを毎日排出してしまっています。それらの課題解決をすべく、2019年にプロジェクトを立ち上げ、学校給食から家庭の食の改善活動を行って参りました。そして2023年3月16日、同じ思いの同士が集まり一般社団法人 栄養まるごと推進委員会が設立いたしました。私たちの活動が日本の健康寿命の増進と共に、幸福度の工場にながるよう活動して参ります。
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荒木 智行
農林水産省
農産局総務課 国際室長 -
阪口 竜也
フロムファーイースト ㈱
代表取締役 -
取違 弘一
元JAあおぞら
㈱ アグリサポートかごしま
代表取締役 -
園部 淳也
割烹 北新地みなも 店主
㈱ みなも
代表取締役
活動目的
" 皮ごと " 食べる
文化をつくる


プロジェクトの取り組み
活動❶ 小中学校の給食に「皮」
育ち盛りの子ども達にこそ「皮」を食べてほしい。毎日食べる給食に「皮」の献立を日常的に取り入れる工夫をします。栄養学的にも有効な「野菜あらいのお水ベジセーフ」の洗浄で菌や農薬を除去。そして栄養面では、慈恵大栄養学部濱裕宣先生が献立を監修いたします。
※岩手県約6,000人の生徒に向けて実施中

活動❷ プロによる「皮」の食べ方
プロジェクトに参画頂いた飲食店さまと作る、あっと驚く楽しい「皮まるごとレシピ」。
料理のプロの技で、今まで体感した事のない❝まるごと❞の美味しさを発信します。


活動❸ 「皮」に付加価値をつける
年間約250万トンもの規格外野菜が破棄される中で、本プロジェクトではそれらを汎用性の高い高機能なパウダー状にすることで、食品製造の原料として使用いただき、パンやパスタ等の通常、小麦を用いる商品にも代用できる原料開発を目指します。また少量のパウダーでも高い栄養価を維持できる特殊コ―テイング加工も取り入れ汎用性を高めます。原料販売できた収益は、日本の農業支援に寄付するとともに、文化財保管にも用いられる長期保管システムを取り入れJETROを通じ海外への流通も目指します。

実施事例1 :
花巻市立南城小学校
栄養教諭/管理栄養士
在家香織さん
以前から使用してたベジセーフを活用して、食べる側がより興味をもってくれるような給食を提供したいと考えておりました。そのようなところに「栄養まるごとプロジェクト」のお話をいただき是非実施してみたいと思いました。
栄養士が考えた献立に対して濱先生からアドバイスをいただけたことで、献立の内容に自信が持てましたし、保護者や先生方が「こんな素晴らしい先生からアドバイスをいただけるなんてすごいね」と興味をもってくれました。子供たちも「栄養まるごとプロジェクト」を通して、皮も使うことで栄養をまるごと摂ることができ、食品ロスをなくして環境にやさしいこと、食材の組み合わせで栄養の吸収がアップすること、抵抗力を高めるための食品を食べて体の内側から強い体を作ることの大切さを理解してくれました。
食べて生命を維持することは人間の基本ではありますが、ただ食べるのではなく、食品・組み合わせ・調理方法などに気を付けて食べることが健康を維持する上で重要であるこということを、子供だけでなく保護者をも知ることができるよい機会になったと思います。「食べる」という実体験を通して子供たちの理解度がより高まる「栄養まるごと給食」を今後も実践していきたいです。


実施事例2 :
八幡平市立西根地区学校給食センター
栄養教諭/管理栄養士
奥山暁辰さん
私は、日ごろから地元のものをたくさん食べてもらいたいと思いながら献立を立てていますが、行事食の日は特にその思いが強くなります。人は、育った土地の食べ物をその土地で食べられてきた方法で食べるのが最も体にいいと思っているからです。和食を食べるとホッとするのは、体のどこかでそう感じているからかもしれません。
学校給食で野菜を皮ごと使用することはともて勇気がいることですが、地元のおいしい野菜の栄養をまるごととってほしいという思いもありました。栄養まるごとプロジェクトに参加することで、安心して皮ごと調理ができる。支給頂くベジセーフを使うことで、いつもの給食にその思いを乗せることができることができ、大変うれしく思います。


栄養まるごと給食を通じて給食だよりで「食品ロス」について親御さんたちに呼びかけを行っています
実施事例3 :

日本の農家から仕入れた野菜を、そのままサラダへ。
国産の野菜・肉にこだわった、サラダをメインに食べる
ファスト・カジュアル・レストラン「サラダボウル専門店WithGreen」
と栄養まるごとプロジェクトがコラボレーションして、
「皮の重要性、美味しさ」を発信しています。
みんなで広げよう
2021年6月26日(土)~
WithGreen全店にて栄養まるごと応援カードを配布中♪
プロジェクトを応援してくださる方には素敵なプレゼンとも♡


実施事例4 :
普段捨てる皮をまるごとつかったラビオリ
東京六本木の佇む高級イタリア料理店リストランテ『オステリア』
2021年4月に栄養まるごとプロジェクトに参画頂きました。実は野菜の「皮」は一番うまみが集まった部分。
皮をふんだん使ったラビオリを提供。野菜の奥深いハーモニーが味わえる一品です。
※ディナーコースでは「シェフおまかせコース」¥14,000(税込) / ランチコースでは「本日の特選コース」¥8,400(税込)

低温乾燥させた野菜の皮 ( 季節によって使用する皮が異なります ) 右側のラビオリに全て使用

食べる直前に、野菜の皮でとったコンソメスープをかけて召し上がります
実施事例5 :
規格外野菜の活用に向けた大きな挑戦
2021年6月、あおぞら農業協同組合(以下、JAあおぞら)が廃棄野菜の抜本的な取り組みを行うことを目的に、栄養まるごとプロジェクトに参画いたしました。九州中心に規格外野菜を集め「高機能野菜パウダー」を作ります。従来の加工品よりも保存が効き、幅広い製造業での活用が見込まれます。


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